首都圏を中心に緊急事態宣言が出た。営業活動も制限せざるを得ない。こういう時期に、空いた時間を使って何をするかでその後の展開が変わる。米ゴルフのブラインソン・デシャンボー選手は、PGAツアーの中断中に筋力を大幅に増強し、中断明けに格段に伸びた飛距離を武器にメジャー大会で優勝した。ライバルが止まっている…
印刷会社の営業パーソンは、お客様に印刷物や販促ツールを売るのが仕事ではない。お客様の目的を達成させるために、お客様は何を買うべきかをアドバイスする「購買代理人」にならなければならない。その地位を得るためには、お客様を知り、ビジネスを知り、マーケティングを知る必要がある。
印刷会社の営業パーソンに「新規開拓営業は好きですか?」と聞くと、ほぼ100%が「好きじゃない」と答える。できればやりたくない、と。ということは、これを楽しんでやれる営業パーソンは抜きん出る。いつの時代も、成果を出す人は、他人がやらないことを地道にやり続ける人である。
印刷会社の営業パーソンの仕事は印刷物を売ることではない。顧客の目標達成を支援することである。そのためにすべきことをしている営業パーソンは売れるし、していない者は売れない。
印刷営業で成果を上げるためには、「量」をこなす必要がある。量をやらないと質が上がってこない。質を上げようとしてジッと考えているだけでは、永遠に質は上がらない。
印刷営業マンは工場の人たちと制作の人たちと連携・協力しよう。当たり前なことだけど、ライバル企業はできていない。突飛なことではなく、当たり前にするべきことをする企業が生き残る。会社を一丸にして闘おう。その第一歩を踏み出すのは他の誰でもない。あなただ。
紙に情報を載せて、伝えたい人に適切に伝えるメディア、それが印刷だ。仮にこの先、いくら紙の出番が減ろうとも、顧客が持つ「伝えたいこと」は減らない。だから印刷営業マンは、まず、顧客が誰に何を伝えたいと思っているかを知らなければならない。それを紙に乗せるのか、WEBに乗せるのか、あるいは両方を組み合わせる…
マネージャーが部下をマネジメントするために必要なのは、マネジメントの知識ではなく、求心力だ。求心力がないマネージャーがいくら正論を吐いても誰もついてこない。求心力を高めるためには圧倒的な成果が必要。それと、人間的な魅力だ。
営業マンとして、そして「印刷営業マン」としてのスキルを身に着けていることは、当然に求められる。加えて重要なのはあなたのセンスだ。スキルではくくれない、あなたならではのセンスだ。そのセンスを磨く努力をしているか。お客様は、センスを求めている。
印刷営業のプロである前に、コミュニケーションのプロであらねばならない。コミュニケーションのプロとは、相手が言いたいことをしっかりと聞き、受け止め、質問し、こちらの意見を正確に伝える技術を持つ人のことである。コミュニケーションができない営業マンは、何かにどれだけ詳しくても、宝の持ち腐れになる。
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