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印刷経営研究所のブログ

2019.07.04

印刷会社も強みを生かしたビジネスモデルで勝負する時代

大量生産大量消費の時代はとっくに終わっている

21世紀の今、大量生産して大量消費する時代は終わりました。印刷会社が大量ロットで儲ける時代も過去のものとなりました。

人々のライフスタイルや価値観が多様化し、ニーズも細かく細分化されています。同じものを大勢の人が同じように使う時代では無くなっています。ヒット曲をみてみても、一昔前は誰もが知っている絶対的なヒット曲がありましたが、今は人々の音楽に対する嗜好が細分化されているので、万人が知る絶対的なヒット曲は少なくなってきています。こうなると当然、それに伴う印刷物は多品種小ロットになります。これを見るだけでも、同じものを大量生産してドカンと儲けるスタイルは過去のものになっていると感じざるを得ません。

付加価値の無い仕事は、安く叩かれる

ニーズが多様化してしまった現代社会においては、大量生産はもはや過去のものです。また、そういう中で残された大ロットの仕事は貴重ですので、そこにはライバル企業がたくさん群がります。そうなれば当然価格競争に巻き込まれますので、資本力の劣る小さな会社がそこに割って入って勝てるはずがありません。官公庁の仕事はこの典型です。

官公庁は印刷物をたくさん使います。しかも住民を相手に仕事をしているので大量に消費します。ですから、多くの会社が寄ってきて、安い価格で受注しようとします。印刷すること自体に付加価値はほとんど無いので、発注者は一番安い会社に発注します。安ければいいので、今までの実績とか歴史は一切考慮されません。いえ、納税者の立場から言えば考慮すべきではありません。実績や歴史がなければできない仕事であるならば別ですが、付加価値が無い仕事に対しては一円でも安くやって欲しいと思うのは、血税を払っている側の切なる願いです。

強みは何か?ライバルと何が違うのか?

こういう世の中では、ビジネスモデルをしっかりと見直すことが経営者の仕事としてとても重要となります。ビジネスモデルとは、その会社が行なっているビジネスの仕組みです。「誰に、何を、どのように提供することによって、お客様を喜ばせ、利益を得るのか?」という商売の根本的な構造のことです。

ビジネスモデルを見直す時には、まず自社の強みを確認する必要があります。自社ならではの特長です。この強みをもとにビジネスモデルを構築しなければ、競争力のあるビジネスモデルにはなりません。強みをもとにビジネスモデルを構築することで付加価値が生まれ、他社と差別化することができます。自社の強みが何であるかを徹底的に洗い出し、それをビジネスの真ん中に置くことがとても大切なのです。

強みなんて無い」と嘆く会社であっても、必ず強みは持っているはずです。現にお客様が存在し、あなたの会社に発注をし続けているとしたら、お客様にとって何かメリットがあるから発注してくれているのです。それがあなたの会社の強みです。

「近いから」とか「昔からの付き合いだから」という理由もあるでしょう。近いことにメリットを感じているお客様が多いのだとしたら、地域に密着している姿勢が強みになっているのです。昔からの付き合いだから買ってくれているお客様が多いのだとしたら、その歴史こそが強みになっているのです。また失敗が無く満足し続けているからこそ買い続けているはずですから、品質の確かさや誠心誠意で仕事に取り組んでいる事が強みになりえるのです。強みをベースにビジネスを組み立てないと、「印刷会社なんてどこでも同じだから、一番安い会社にしよう」となってしまいます。

自分の会社の強みは何か?自分の強みは何か?他と何が違うのか?これを常に問い続けてください。そうすると必ず見えてくるものがあるはずです。その見えてきた強みをさらに磨き大事に育ていくことをせずに「選ばれる会社」になることは不可能です。強みこそがビジネスモデルの基盤となるのです。

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